用語集

専門用語や当会創作の単語などを集めた用語集です。

〜砂漠化について〜

●砂漠(沙漠)と沙地の違い

中国では、本来砂漠でない場所が砂漠のような状態になってしまった土地を「沙地」と呼び、地理・気候条件上、いわゆる砂漠になるのが自然である土地を「沙漠」と呼称して区別。ホルチンも、人為的な原因で砂漠化が進んだ典型例で、かつては「ホルチン草原」と呼ばれ、大草原が広がっていた。現在では、放牧や開墾など乱開発の結果、「ホルチン沙地」と名前を変えている。

●生産力

土地の持つ植物を生やす力。水分量(地下水、降雨)、有機物、日照時間、温度、湿度などで決定される。

●過開墾・過放牧

土地の生産力を超えて、耕作や放牧を行うこと。必然的に土地は荒れ、砂漠化が進む。

●退耕環林政策

連作障害などで収量の減った土地での耕作をやめ、代わりにポプラなどを植えて林業へ転換して環境への負荷を減らし、収益も上げようという政策。参加した農民には、8年間分の補助金と苗木が支給される。苗木が育てば、森林法の範囲内で伐採・利用が可能。しかし、灌水・除草や柵のメンテナンスなど育生・管理コストは農民の自己負担であるため、ほとんどの土地が植栽後の管理をされておらず、植栽苗の生育は芳しくない。同様の政策で、退牧環草政策がある。牧草地利用を止め、草原を回復するという政策で、同様に補助金が支給されるが、こちらも補助金を食いつぶした後の展望がない点では同様。

●遊牧と放牧の違い

遊牧は、土地・植生への負荷低減を目的に、移動式住居(パオ、モンゴル語ではゲル)で家畜と共に、主に季節毎に長距離移動を繰り返す生活様式。放牧は、家畜を放し飼いにして草を食べさせる飼育方法。現在中国では、住民は定住して放牧をしているため、家畜の長距離移動による負荷低減はさせていない。それは、遊牧方式の許容量をはるかに超えた人口・家畜の増加が原因である。要するに、遊牧に必要な土地がない。それは放牧の限界おも超えているため、砂漠化が進行している。

〜活動編〜

NPONGOの違い

NPO=非営利組織(No Profit Organization)、NGO=非政府組織(No Government Organization)。ただし、一般的に両者は同意義で使われているが、非営利且つ非政府であるため、本来はNPGOと呼ぶべきか・・?

●植被

植物が地面を覆っていること。覆われている割合を示す数値が「植被率」当会は、緑化の効果としてこの植被率を最も重視している。植物に覆われた土地は、風による砂飛が発生せず、砂漠化を引き起こさない。

●食害

砂漠化土地では、家畜が植物を食べ過ぎて植生を減退・破壊させてしまうこと。農地や林地では、家畜の進入により農作物や苗が食べられてしまうことを指す。

●違法耕作

農村部での土地は、耕地、放牧地、林地に指定され、それぞれ使途が限定されている。他目的利用は原則禁止されており、特に耕地以外での耕作は厳しく制限されている。しかし、監視の目が届かない僻地では公然と違法耕作が行われている。同様に違法放牧も常態化している。これは指定地以外の放牧の他に放牧禁止期間外での放牧も指す。春先は貯蔵していた家畜飼料が最も乏しくなった時期でもあるため、芽吹き始めたばかりの新芽を食べてしまい、後の植生繁茂に入内な影響を与える。

〜緑化作業編〜

●剪定

植栽した苗の地表付近から生えている枝を落とす作業。日本の針葉樹では、節目のない商品価値の高い材を作ることを主な目的として行うが、乾燥地では、限られた水分と養分をより樹高を伸ばすことへ使うことを目的に行う。

●活着

植栽後の植物が根を張り、生きている状態。当会では、ほとんどの苗木を春に植えるため、植栽初年度の苗木が夏を超えて生存していることを確認するために、秋に活着調査を行っている。

●植被(率)

植被とは、植物が地面を覆っていること。植被率はその割合。裸地が植物で覆われることで、風が当たり砂が移動する「砂飛」が減少する。植被率の向上は、砂飛が防止され砂漠化の進行が抑制されている指標となる。

資源量

ここでは、植物資源のことを指す。対象草木の全ての乾燥重量を量り、その量を調べるが、木本の場合は膨大な量になるため、樹種毎の樹高と胸高直径を測定して樹別の標準値から対象木本の重量を推算する。種類の多様化は土地の生物的豊かさを、利用価値の高い種類の存在とその質量の増加は、土地の経済的豊かさ(生産力)の向上を表す。また、樹高は防風効果の評価にもなる。

●エリア

緑化ネット独自での土地概念。最小単位からユニット→ブロック→エリア→ゾーンとなっている。ブロックは、いくつかのユニットを内包し、一括して封柵した緑化地を指し、植生や資金投下など、実質的な緑化作業における総括単位としている。エリアは、集落を指し、集落内の土地にはブロックが複数点在することが多い。社会的単位として捉え、住民との関わりはエリアが基本となる。そのエリア(集落)が複数集まった地域をゾーンとし、緑化地管理部のスタッフの担当や配置をゾーン単位としている。

●ユニット

ユニット緑化を参照

〜国内活動編〜

●食糧自給率

●フードマイレージ

●バーチャルウォーター

●エコロジカルフットプリント

●原生林

●拡大造林政策

●人工林

●広葉樹林

●森林組合

●福島県田村市都路町

●竹炭

●林床

●主伐材

●間伐材

●パルプチップ

●合板材

●千葉県袖ヶ浦市川原井

〜会の情報編〜

中国内蒙古自治区砂漠通遼市

ガボウ

アグラ

カンヂカ