ボランティアツアー

作業(4)その他

他にも、種を取ったり柵を修理したり、はたまた農家のお手伝いをしてみたり。植えるだけが緑化ではないということを身をもって知っていただきます!

●他にもまだまた作業は続く・・

植えて、育てて。それだけでは緑化はまだまだ不十分。他にもたくさんの作業を行います。こうした多様な作業の積み重ねが大切で、どれ一つとして欠かせない作業です。ここまで見れば、植えることだけに注目が集まることを嫌う我々の気持ちも少しはご理解いただけましたか・・・?


(1)柵の修理作業

家畜の侵入を防ぐ柵は、緑化活動の最重要アイテムといっても過言ではありません。しかし、激しい風食で根本の砂が無くなって倒れたり逆に砂に埋もれてしまうことも多く、また場合によっては換金目的で鉄条網がごっそり盗まれたりすることもあります。そこで、専属スタッフが巡回して破損箇所をチェックし、常に保守管理を行っています。


砂で埋もれたり逆に根本の砂が飛ばされて倒壊した柵。これでは家畜が進入します。掘り起こしたり立て直して使える杭は再利用します。


杭が立ったら有刺鉄線を張ります。ヤギを飼っている村では、目の大きな鉄条網を張ることもあります。これら鉄製品は、盗まれてしまうこともあるので、そうした意味でも監視を怠ることはできません。


(2)植生調査

緑化する前の植物・植生状況から始まり、植栽直後以降も定期的に植物の状態をチェックします。植えた苗木だけではなく、自然に生えてきた草木の量(植被率資源量)も重要な事業評価の指数です。現場での作業は、緑化地管理部スタッフがそれぞれの担当区域をGPS 片手に走り回って調査します。


(3)種の採取

ニレやキハダ、蒙古ナラなど、地元の苗畑では入手できない苗木は、当会が種を採取し、独自の苗畑で育てています。こうした種の採取作業も、季節と目的に応じて行います。採取源は、僅かに残る原生植生地です。要するに、集落から遠いために破壊から免れた土地です。


(4)苗畑の準備

採取した種の下準備や土作り、除草や施肥も重要な仕事です。実験的な苗は実用まで試行錯誤ですが、こうした地道な取り組みが緑の復元には欠かせません。


(5)農作業・・

住民と親睦を深めるため、また彼らの生活を知り、その延長にある砂漠化を理解するために農作業のお手伝いをすることもあります。特に、トウモロコシの刈り入れや皮むき作業は、彼らの主要な収入源であるため、生活に触れるにはもってこいでしょう。このトウモロコシを、日本の家畜が餌にして我々の口に間接的に入っているかも知れません。それが砂漠化の現況ですから、これを知ることも緑化にとっては大切なことです。


(6)休憩

ちょっと一息。農民のリーダーを囲んで緑化地の変遷を聞くのもこの旅の魅力の一つです。ここが豊かな草原だった当時の話や砂漠化していった過程などは、当事者だからこ説得力があります。また、夏場は水分補給も兼ねてスイカにかぶりつくことも。お昼に現地住民との宴会もあり、飲み過ぎてお昼寝が続く方もいらっしゃいますが、まあ楽しければいいでしょう(笑)。


三日間、ごらんのような作業でたっぷり汗を流して頂きます!体力がない方でも全然大丈夫。楽しめる範囲でいい汗流しましょう!