ボランティアツアー

旅の目的

実際に見て、行動する。そして、自分もちょっと変わる。そんな旅です。

実際にホルチン砂漠へ行き、様々な作業や交流を通じて活動に直接参加していただくのが、「緑化隊」です。活動への最もディープな関わり方と言えるでしょう。日程は56日。費用は、13万円〜18万円程度です。(当会への緑化協力金、燃油サーチャージなどを除く)これだけの費用があれば、1ha(100m×100m)のユニット緑化ができるのですが、敢えて短い期間にもかかわらず、わざわざジェット燃料を燃やし大量の炭素を排出してまでボランティアツアーを実施しているのには、大きな理由があります。

当会がボランティアを積極的に受け入れている理由は、単なる労働力としてではなく、広く市民に活動内容や環境問題、地域の活性化や農村開発といった問題を知っていただき、関わっていっていただきたいと願っているからです。単純な労働力としてならば、素人が砂漠や山に入って作業をしてもかえって足手まといになることすらあります。であれば、最初からお金の寄附だけでプロが緑化活動を行えばいいではなか、そうした指摘があることも事実です。しかし、海外の砂漠化も国内の里山・森林の疲弊も、現場だけに問題があるわけではありません。経済が複雑化し、国際化が進んだ現在、日常において全く無関心であり無接触であると思っている都市住民も、海外の砂漠化や国内の森の疲弊に必ず関わっているのです。そうしたことを実際に現場で体感してもらうことが、ボランティアツアーの最大の目的です。


(1)<知る>

ネットやテレビ、活字を通じて知っているつもりになっている「環境問題」しかし、実際その現場、瞬間を見ることはまれです。そこで、「百聞は一見にしかず」の諺どおり実際に現場で見、さらに五感を通じて認識を深めていただきます。

(2)<行動する>

単に見て、知るだけでなく、保全活動に直接参加します。そこで初めて、緑を増やすことの大変さや、保全していくことの難しさを、体験を通じて理解していただきます。「百見は一行にしかず」です。

(3)<関わり続ける>

植えただけで感動して終わりではありません。植えるのは一瞬ですが、苗木はその後長く育ち続けます。また、干ばつなどで枯れてしまうこともあるかも知れません。そうしたことをイメージし続け、苗木に負けないように少しずつでも日常の生活でできることから始め、そして続けてみましょう。「百行は一継にしかず」でしょうか。


(4)<地元民との相互刺激>

よそから来た人達が良いことをしてくれているのに、自分たちは何もしなくて良いのか。地元住民にそのような意識が芽生えてくること。実はこれこそ外部からやってくるボランティアができる最大の貢献です。逆に、純朴で足を知る生活をしている地元住民から得るものも大きく、何かを与えようとして意気込んできたボランティアは、少なからずカルチャーショックを受けます。普段接触しない異文化に住む人たちが、手を携えて緑を作り、作業を通じて双方が刺激を受ける。これが旅の最大の魅力であり、国際協力や開発援助の神髄ではないかと考えます。異なる者との接触は、自らを見つめ直す行為でもあります。この旅には、さまざまな「気づき」が溢れています。

このような楽しさ盛りだくさんの「緑化隊」の旅。ボランティアやエコ活動に少しでも関心がある方はもちろん、逆に懐疑的に思っている方こそぜひ参加してみてください。目からウロコが落ちることは必至です!