砂漠緑化活動

地元の声

緑化ネットワークの緑化事業に関わっている地元の方からの声をお届けします。

●ガボウ牧場1分場住民・柵管理人 韓雨(ハンユー)

2000年から一緒にやっているけど、始めたころは砂ばかりで何もなかったんだ。もちろん俺が子供の頃は一面草原で、小さかった頃は背丈くらいまで草がびっしり生えていたけど、俺が大きくなるにつれて緑がドンドン減ってね。そんなとき緑化ネットワークがやって来た。村から言われて農作業の合間に毎日柵を見回る仕事をするようになったんだ。確かに、日本人と仕事をすることをよく思わないヤツも村にはいたよ。でも、少しずつ緑が回復していくと、そいつらも緑化ネットのやりたいことがわかってきたみたいだな。村に砂が飛んでくることもめっきり減ったからね。俺?俺も最初はよくわからなかったよ(笑)でも、俺たちができなかったことを、緑がだんだん戻ってきて俺も回りも誰もこいつらを疑わなくなった。俺は、元々木が好きだし、自分の手で育てた木が大きく育っていくのはとても楽しいよ。それに、昔いた野鶏(野生のキジ)とかキツネが戻ってきたのは嬉しいね。俺は狩りもするからさ。でもそれ以上に、わざわざ遠くから来てくれて緑化作業をしてくれる緑化ボランティアはすごく嬉しいね。一緒に苗木を植えた後にみんなで白酒を飲むのが最高にウマイんだよぉっ!(笑)


●マリンチウ村・書記 要斯吐(ヤオストゥ)

ウチの村は2007年から緑化ネットワークの緑化事業に参加したけど、他の団体と違って植えた後の管理をしっかりやる厳しい団体だよ。村人はたくさん植えたがるんだけど、いくら植えても植えっぱなしじゃ苗木が育たないから、いくらたくさん植えてもしょうがないんだ。彼らは、それを実証で村人達に示してくれたね。成果は少しずつだけど、着実に見えてくるから農民も積極的に参加するようになったよ。今度は長期計画が立てられそうだよ。それに、うちの息子も緑化ネットで働いてるんだ。将来は俺の真似して書記になって、緑化ネットワークで学んだことを村や地域に広げていきたいって言ってるよ。


●科左后旗林業局・巴特尓(バトラ)

緑化ネットワークとは2002年からのお付き合いになりますね。スタッフの方々がみんな真面目に計画を立てて行動しているのには感心させられます。政府とNPOは役割が違いますが、目指す方向は一緒だと思います。政府は、あまりに広すぎる国土のため個別の農村に深く関わって行くことができませんが、緑化ネットは理解を示し協力的な農村には分け隔て無く、また深く関わって彼らの自立を促す支援をしてくれています。それぞれ役割が違いますから、これからもっと協力していけるのではないかと思います。最近は配置転換などで少し忙しくなったのであまり顔を出せませんが、研究で資料などが必要な時はできる限り協力をさせてください。