砂漠緑化活動〜緑化の進め方

季節を通じて

特に季節に関係なく行う作業も有ります。その代表は柵の管理です。

以下の業務は、季節に関係なく行います。こうした不断のメンテナンスこそが、苗木を植える以上に大切な緑化作業です。特に柵の管理や潅水は、時を逸するとせっかくの成果が台無しになってしまうこともあり、緊張感をもってメンテナンスを行います。

(1)柵の管理

柵は、砂に埋もれたり、また砂が飛んでしまって倒れてしまったり、最悪の場合は有刺鉄線が盗まれたりと、刻々と劣化していきます。ある程度砂の動きが止まると、当初の木製杭(柳や松)から、価格は高いものの耐用年数が長く管理コストが抑えられるコンクリート製に更新する箇所もあります。こうした柵の点検や保守管理には専従の管理人を配置しています。村によっては、年配の有力者を管理人に雇い、その人が管理をしている土地は荒らせないという無言の圧力を利用して柵や緑地を守ることもあります。こうした村の慣習なども利用した柵の保守管理は、緑化地管理に於ける最重要業務と言えるでしょう。

(柵修理画像)

(2)剪定、間伐

詳細(植栽・管理参照)

(3)灌水

詳細(灌水作業参照)


(4)定点画像撮影

GPSによって特定した定点から、決められた角度で毎年画像を撮り、緑化地の経年変化を記録します。緑化の成果が一目で分かる、重要な作業です。季節で植物の繁茂状況に差があるため、同一時期の画像をストックして見比べます。ちなみにこの定点撮影、日本からボランティアでお越しいただいたプロカメラマンに撮影方法を伝授していただきました。こうして撮影した膨大な画像は、撮影後直ちに現地事務所に集められ、情報処理スタッフにより撮影者と撮影日、撮影地点が判別できるコードネームがつけられて保存・管理され、サイトや会報、ユニット報告資料に使用されます。