砂漠緑化活動〜緑化の進め方

植栽

植えることは長い緑化活動のごくわずか。意外にも植栽時に行う封柵や井戸掘りの方が重要と言えます。

苗を植える作業(植栽)は、ほとんどを春先に行います。ただし、植えることよりも重要と言えるのが、井戸を掘ったり、対象地を柵で囲うことです。柵で囲って家畜の進入を防ぐことが最重要で、そうすれば自然に草も生えてきます。ここでは、春に植えるポプラの植栽をはじめ、春に行う作業をお伝えします。


(1)井戸掘り

4月上旬、地表近くの凍土が溶け始めると、いよいよ作業開始です。まずは井戸掘りから始まります。対象地で特に低い場所に目星を付けて、人力で掘削していきます。深さは約20メートル。意外と地下水は豊富です。

(2)家畜よけの柵設置

次は、家畜よけの柵を設置していきます。この柵が、緑化地内の緑のまさに命綱。これがないと、単に家畜の餌をまいているようなもので、全て食べ尽くされてしまいます。2009年までの総延長は、約350kmにも及びます。

(3)苗木の植栽

ようやく苗木を植えます。ポプラなど大きな苗は、植える前にトラクターや馬耕で畝をつくり、その中に等間隔(12メートル)で、人力で苗を一本ずつ植えていきます。この時期に、総数の約9割を植えます。ただし、着手直後は防風防砂と植被率向上による土地の安定を目的としているため、それほど多品種は植えません。