砂漠緑化活動〜緑化の進め方

準備

何事も準備が肝心。緑化活動もこの準備がもっとも重要です。


緑化には植える前に様々な準備が必要です。この準備を怠ると、植えた苗が育たないことはもちろん、仮に大きく育っても住民や村にとって歓迎されない緑化事業になってしまうこともあります。自然相手なので計画通りに行かないこともままありますが、以下のような準備を着実に実施し、植生にも無理なく、また村人からも理解される緑化事業を進めることが大切です。

(1)対象地決定

対象地は、緑化地管理部が様々なルートから情報を入手し、候補地(候補村)を絞り込みます。最終的には村幹部をはじめ、住民達の緑化活動招聘に関する意欲を重視します。その他にも、以下に挙げる調査を事前から進め、判断材料とします。

(2)社会・植生調査

緑化に取り組む前の初期段階における村落、自然(植生)の状況を把握します。いわゆる、ベースライン調査です。それぞれ、これからどの程度緑化によって改善されていくかを図るための重要な調査です。

(3)具体的な緑化計画策定

主に、村幹部と相談し、面積、範囲、植栽種、将来の土地利用、土地使用権の分配方針などについて協議し、具体的な緑化計画を立てていきます。この段階では、まだ村人全員から信頼を得ている分けではありませんので、あまり大規模にせず、とにかく良い結果が出てそれを住民が見て、活動を理解するという考えで進めていきます。