砂漠緑化活動〜砂漠化について

砂漠化の問題点

日本では黄砂が降って空が黄色くなるだけですが、発生地は猛烈な砂嵐など甚大な被害に見舞われています。

では、砂漠化が進むとどのような問題があるのでしょうか。

(1)利用可能土地の減少

痩せた土地は、肥沃な土地よりも利用が制限されます。砂漠化とは、土地が痩せていくことですから、利用価値が減っていくことと言い換えても良いでしょう。具体的には、農耕地、放牧地が減少し、農牧業の生産性が著しく低下します。


(2)植生・生態の破壊

本来の植生や生態が失われることも砂漠化の大きな脅威です。ホルチンでは、かつて草原だったころは狼を頂点とした食物連鎖がありましたが、今では当時の動植物を見かけることはほぼなくなりました。




(3)砂塵被害

砂塵は、強い偏西風によって農牧地をはじめ、道路や線路、居住地や町に押し寄せ、覆い尽くしてしまいます。中国大陸各地の砂漠から舞いあげられた砂塵は、「黄砂」と呼ばれ、朝鮮半島から日本へも飛来します。ジェット気流に乗って、カリフォルニアまで到達するという報告もあります。また、砂粒には中国各地の工場から排出された煤煙に含まれる有害物質が付着しているとも言われています。