砂漠緑化活動

緑化は、木を植えるだけの活動ではありません。育て、残し、共存する、終わることのない活動なのです。

中国では、気象や地理条件などから自然にできる砂漠を「沙漠」と呼んでいます。たとえば、タクラマカン砂漠やゴビ砂漠は、海から遠く高い山脈に囲まれて湿った空気が入ってこないため、自然に砂漠になる土地です。一方で、「沙地」と表記されている場所もあります。これは、「沙漠」と逆に、本来砂漠が広がるはずのない気象・地理条件にもかかわらず、砂漠ができてしまった場所を指します。その原因の9割近くが人間の経済活動による過剰利用といわれています。我々の活動地であるホルチンは、中国では「七大沙地」と呼ばれています。

緑化ネットワークの「砂漠緑化活動」は、中国では正確に言うと「沙地緑化活動」となります。つまり、本来砂漠でなかったところを、人間が砂漠にしてしまったため、元に戻す活動です。

ただし、単に戻すだけではまた砂漠化が進みます。砂漠化の原因となった過剰な開墾や放牧がそのまま行われているからです。真の砂漠緑化、環境問題は、原因を改める必要があります。植えて終わりではない。植えるのはほんの始まり。植えた木を育てること、そしてその木が残り続けること。このサイトを通じて緑化活動の奥深さを知っていただければ幸いです。